ねらい

おいしい牛肉を作る畜産農家のくふうについて学ぶ。

内容

佐賀県玄海町(げんかいちょう)。畜産(ちくさん)がさかんに行われている地域(ちいき)です。畜産農家の中山裕さん。牛を育てて30年近くになります。育てている牛の数は、およそ2000頭。13人のじゅう業員で世話をしています。その世話にかかせないのが、牛の耳についている「耳標(じひょう)」。2000頭いる牛を区別し、管理しています。牛が食べている稲(いな)わらは、中山さんが直接米農家をたずね、佐賀平野で育った品質の良いものを1年分買っています。一方、牧場からでた牛のふんは、発酵(はっこう)させて肥料(ひりょう)にし、佐賀県特産の野菜や果物を育てるために、畑で利用してもらいます。農家同士が協力しあうことで、地域の農業を元気にできるのではと中山さんは考えています。手間ひまかけて育てた中山さんの牛肉。今では、数多くの賞をとるほどおいしいと評判(ひょうばん)です。

おいしい牛肉を作る ~畜産(ちくさん)農家のくふう~
佐賀県玄海町(げんかいちょう)の畜産農家は、おいしい牛肉を作るために、いろいろなくふうをしています。
関連キーワード:
佐賀県畜産耳標牛肉和牛