ねらい

自動車の運転をより安全に、より快適(かいてき)にするために活用されている情報ネットワークについて知ろう。

内容

高速道路の「ETC」。料金所で止まらなくても、自動で料金をしはらうことができるシステムです。このETC、2014年から「ETC2.0」という新たなサービスが始まりました。これまでのETCは、料金を自動でしはらうことしかできませんでしたが、ETC2.0では、入口と出口だけでなく、とちゅうの道路上でも、大量のデータをひんぱんにやりとりすることができます。その大量のデータをやり取りするのにかかせないのが、「ITSスポット」です。ITSスポットを通過(つうか)するたびに、車の走行情報がコンピューターに送信され他の車から集められた情報と合わせてデータ化されます。そして、今どこで渋滞(じゅうたい)が起きているのかなど、最新の道路の情報を自動的に車に送信しているのです。このETC2.0は、最新の情報ネットワークを使うことで、より快適(かいてき)に運転ができるようなシステムを目指しています。

ETC2.0 ~自動車の情報ネットワーク~
ETC2.0は、最新の情報ネットワークを使うことで、交通事故や渋滞(じゅうたい)をふせぎ、より快適(かいてき)に運転ができるようなシステムを目指しています。