ねらい

川の中流のまわりはどのようになっているのか。具体例を通して知る。

内容

山のほうから流れてきた、川の中流を見てみましょう。ほかの川といっしょになり、川の幅(はば)も広くなり、流れもゆるやかになってきました。そしてまわりには、田んぼや畑が、広がっています。茨城県の西がわを流れる、小貝川(こかいがわ)の中流には、「せき」というものがあります。せきとは、川の中にかべをつくって、川の水をためる役わりをするものです。このせきのかべの内がわには、25メートルプール500ぱい以上(いじょう)の水を、ためておくことができます。ためられた水は用水路を通り、川のまわりの田んぼや畑に、とどけられます。せきがあると、雨が少なくてもためた水を田畑に使うことができます。川の水は、田んぼや畑で作物を育て、わたしたちのくらしをささえています。

川の中流を見てみよう
川の幅(はば)が広く、流れもゆるやかな中流。まわりには田畑が広がっています。川の水は田畑の作物を育てるのに使われ、わたしたちのくらしをささえています。
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中流下流上流用水路