ねらい

工場では原料からどのように製品が作られるのか。鉄をつくる工場を通して学ぶ。

内容

茨城(いばらき)県の鹿嶋(かしま)市にある鉄をつくる工場です。東京ドームがおよそ220こも入る広さです。この工場の中で、どのように鉄がつくられているのでしょうか?工場には鉄の原料(げんりょう)となる鉄鉱石(てっこうせき)が130万トンもあります。船からおろされた鉄鉱石を、高炉(こうろ)という所に運び、とかします。中の温度は1200度もあり、とけた鉄鉱石が川のように流れていきます。とかした鉄鉱石から、しつのよい鉄をつくるため、よけいなものを取りのぞきます。ひやしてかためると、鉄の板ができます。あつさ1ミリもないうすい板は、自動車やれいぞう庫などの、家電せい品に使われています。一方4,5ミリ以上(いじょう)のあつい板は、橋や、船などに使われています。わたしたちの身の回りにあるものに、かかせない鉄を作るため、工場は昼も夜も、動きつづけています。

工場見学(せい鉄所)
茨城(いばらき)県の鹿嶋(かしま)市にある鉄をつくる工場では、鉄のげんりょうをとかし、鉄の板をつくっています。どのようにつくられるのか見てみましょう。
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製鉄工場鉄鉱石高炉