ねらい

機械による生産の仕組みや商品が全国各地へ出荷されていることなど工場生産の特色の一例を知る。

内容

埼玉県(さいたまけん)八潮市(やしおし)にあるこの工場には、おもちゃのようなかわいい動物や、乗り物がいっぱいあります。実は、全部消しゴムなんです。ハンバーガーにポテト。ケーキやクッキーなど。その数400種類(しゅるい)以上(いじょう)。この消しゴムは、細かいパーツに分かれ、組み立て式になっています。どうやって作っているかというと、まず、とくしゅなゴムを、小さなつぶにした原料(げんりょう)に、顔料(がんりょう)というこなをまぜて色をつけます。それを140度の高温でとかして型(かた)に流しこみ、かためます。こうすると、消しゴムのパーツができ上がります。高温でとかすと、やわらかくなるので、いろいろな形が作れます。でき上がったパーツは、人の手で、一つ一つ組み立てられていきます。この工場では、1日に10万この、組み立て式消しゴムを作り、全国かく地のお店にしゅっかしています。

組み立て式消しゴムをつくるまちの工場
400種類(しゅるい)もの組み立て式消しゴムを作っている工場です。パーツを一つ一つ組み立てて作ります。1日に10万個(こ)の消しゴムを作っています。