ねらい

飲料水,電気,ガスを供給する事業は,安全で安定的に供給できるよう進められていることや,地域の人々の健康な生活の維持と向上に役立っていることを理解すること。

内容

生活にかかせない水道の水。いつでも安心して飲める水は浄水場(じょうすいじょう)でつくられています。どのように水をきれいにしているのでしょうか。浄水場の「着水井(ちゃくすいせい)」という場所には、川から取りこまれた水が集まってきます。これが水道の水のもとになります。川の水は、その後どろなどがとりのぞかれていきます。水の中をよく見ると、小さなつぶつぶがたくさん。これは、川の水の中にあるよごれをかたまりにしたものです。このかたまりを下にしずめて、どろなどをとりのぞいた水だけを集めていきます。さらに、においをとりのぞく作業が続きます。水はきれいになってきましたが、まだ安全に飲める水ではありません。さらに「ろ過(か)」という作業を行います。細かい砂(すな)や砂利(じゃり)に水を通すことで、目に見えない小さなゴミを取りのぞいていきます。最後に消どくをして、ようやく飲める水になるのです。

飲み水ができるまで~浄水場(じょうすいじょう)のしくみ~
生活にかかせない水道の水をつくる浄水場(じょうすいじょう)。川の水の安全を確認したり、細かくよごれをとりのぞいたりして、安心して飲める水をつくっています。
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