ねらい

太陽光や風力など、自然の力を利用して電気を作り出す方法が広がってきていることを知る。

内容

日本の電気は今、ほとんどが火力発電で作られていますが、燃料である石炭や石油、天然ガスは、このまま使い続けるといつか無くなってしまうといわれています。また、燃料を燃(も)やすと、大量の二酸化炭素(にさんかたんそ)が出て、地球温暖化(おんだんか)につながるという問題もあります。そこで今、太陽光、風力、地熱(ちねつ)など、自然の力を利用して電気を作り出す方法が広がってきています。千葉県にあるバイオマス発電所。バイオマスとは、木のくずや牛やぶたのふんなど、動物や植物から生まれる資源(しげん)のことです。ここでは、細かくした木材を燃やし、蒸気(じょうき)を発生させ、タービンを回して発電しています。太陽光、風力、地熱、バイオマス。これらのエネルギーは、「再生可能(さいせいかのう)エネルギー」といいます。なくなる心配がほとんどなく、環境(かんきょう)への影響(えいきょう)も少ないため注目されています。

再生可能(さいせいかのう)エネルギー
太陽光、風力、地熱(ちねつ)、バイオマスなど、再生可能(さいせいかのう)エネルギーを利用して電気を作り出す方法が広がっています。