ねらい

水道技術者の仕事をとおして、わたしたちの大切な水を守るために努めている人たちについて知る。

内容

夜のまちで、地中にうまっている水道管から水がもれていないか、音を聞き分けて調査(ちょうさ)をしている、水道技術者(ぎじゅつしゃ)です。音を聞くので、夜の静かな時間に調査をします。機械のセンサーを地面に置くと、地面の下の音が聞こえてきます。水道管から水がもれている音をたよりに、水もれを見つけるのですが、地面の下からは、にたような音も聞こえてきます。下水道の水が流れる音や、自動販売機(じどうはんばいき)の音、車が走る音など。水道技術者は、このような音のちがいを聞き分けながら、水もれの場所を見つけます。日本全国の水道管をつなぎ合わせると、地球15周以上もの長さになります。全国の水道管には、水がもれ出ているところが必ずあります。そのため、水道技術者の人たちが細かく調べ、大切な水をむだにしないように、ささえているのです。

水道技術者(ぎじゅつしゃ)の仕事
地中にうまっている水道管から水がもれていないか、音を聞いて調査(ちょうさ)をする水道技術者(ぎじゅつしゃ)。大切な水を無駄(むだ)にしないように努めています。