ねらい

外国につながりがある子どもたちのことを知り、その子どもたちを支えるための取り組みについて学ぶ。

内容

日本に住む外国人の数は256万人にものぼり、外国につながりがある子どもが増えています。外国につながりがあるとは、両親またはそのどちらかが、外国出身者である人のこと。フィリピン人の母親を持つりきさんは、家庭で十分に日本語を身につけられず、中学生のときは不登校になりました。母親は、りきさんを高校へ行かせてやりたいと、働きづめの毎日。そんな母親をみて、りきさんは受験勉強を始めました。りきさんが勉強のために通ったのが、大阪にある「Minami子ども教室」です。外国につながりがある50人の子どもが、学校の勉強や、日本語の勉強をしています。この教室を始めた山崎さんは、小学校の校長先生も務め、その学校にも外国につながりがある子どもたちが、たくさん通っています。山崎さんは、日本語がわからない子どもたちのために、言葉を理解しやすくするための工夫をしています。さらに、地域ぐるみの対策も大切だといいます。

外国につながりがある子どもたちを支える活動
日本には、256万人の外国人が住んでいます。外国につながりがある子どもたちが増えている中で、子どもたちを支えるために、さまざまな取り組みがされています。