ねらい

外国にルーツがある子どもの悩みをとおして、ともに生きるためにはどうすればいいか考える。

内容

大阪で暮らす、メディナさんとアレックスさんは、外国人の両親を持ち、日本の学校に通っています。学校生活の中に、さまざまな悩みがありました。メディナさんは、イスラム教徒。宗教上の決まりで豚肉を食べることができません。また、プールの授業に参加できませんでした。女性が肌を見せることは良くないとされているからです。本当はプールの授業に参加したいのに、みんなから参加しなくていいなといわれることに、違和感がありました。アレックスさんは日本生まれですが、両親は、アフリカのコンゴ共和国出身です。肌の色や、見た目だけで、自分を判断されるようなことがいやだったといいます。メディナさんは、それぞれの人の事情や、宗教などの背景を考えた上で、話すことが大事だと訴えます。アレックスさんは、まずは名前や自己紹介など、会話からでもいいので、普通に接することが大事だといいます。

外国ルーツの子どもたちとともに生きるために
外国人の両親を持つ、メディナさんとアレックスさんは、日本の学校生活でさまざまな悩みを感じました。ともに生きるためには何が必要なのでしょうか。