ねらい

日常生活で使うガスは、どのように作られ、わたしたちの元に届けられているのか、学ぶ。

内容

わたしたちが日々の生活で使うガスはどのように、家にとどけられているのでしょうか。ガスの原料は、ほとんどが外国から運ばれてくる液化天然(えきかてんねん)ガスと、液化石油(えきかせきゆ)ガスです。液化天然ガスは、工場で加工されます。気化器という設備(せつび)に送られ、液体から気体にされたあと、付臭(ふしゅう)というガスににおいを付ける作業をします。その後ガスは、ガス管を通りわたしたちの家などにとどけられます。「都市ガス」といいます。一方、液化石油ガスは、においを付けた後、液体のまま、容器(ようき)につめられます。「LPガス」といいます。東日本大震災(しんさい)のときには、ガス管がこわれ、都市ガスが止まってしまいました。そこで、炊(た)き出しなどで、持ち運びができるLPガスが役に立ちました。このようにガスは、いつでも使えるように、わたしたちの元にとどけられています。

ガスが家にとどくまで
ガスの原料は、主に液(えき)化天然ガスと液化石油ガスです。ガスは、ガス管を通ったり、金属(きんぞく)でできた容器(ようき)に入れられたりして、とどけられます。