ねらい

水害を経験した人の話を通して、水害が起きたときに私たちがするべき大切なことを学ぶ。

内容

平成27年9月に起きた、関東・東北豪雨(ごうう)。茨城(いばらき)県常総(じょうそう)市では、市内を流れる鬼怒川(きぬがわ)の堤防(ていぼう)がくずれ、市のおよそ3分の1が水につかり、多くの人が建物に取り残されました。常総市に住む、溝端正年(みぞはた まさとし)さんは、堤防がくずれたときは、車を運転していました。車の中に水が入りこみ、腰(こし)まで水位が上がってきて、あぶない所を助け出されたといいます。妻(つま)の節子(せつこ)さんは、自宅(じたく)にいました。水がどんどん近づいてくる中、2階にひなんし、救助にきたボートに助けられました。節子さんは、この水害を通して、いち早くひなんすること、家庭では最低限(げん)の準備(じゅんび)をしておくことの大切さを学んだといいます。

水害から学んだこと
関東・東北豪雨(ごうう)で、家が浸水(しんすい)する被害(ひがい)にあった人の話。水害から得た教訓を聞きました。