ねらい

平成の衆議院選挙の投票率の推移をとおして、投票率の変化にどのような原因や背景があるのかを知る。

内容

平成に入ってからの衆議院選挙の有権者(ゆうけんしゃ)、つまり、選挙で投票できる権利を持った人の数を表わしたグラフです。年々、有権者の数は増えています。一方、投票率を見てみると、平成2年の投票率は、73.31%。しかし、平成8年以降の選挙では、およそ60%の投票率にとどまりました。平成17年の選挙から、投票日に選挙に行けなくても、事前に投票ができる期日前投票制度が実施(じっし)されました。その年の選挙では67.51%、平成21年の選挙では69.28%と投票率は上昇(じょうしょう)します。しかしその後、再び投票率は下がり続けました。平成29年の選挙では投票ができる選挙権年齢(れい)が満18歳(さい)に引き下げられました。投票率は上がりましたが、1%ののびにとどまりました。

衆議院選挙の投票率
平成の衆議院選挙の有権者(ゆうけんしゃ)数と投票率の変化を見ます。