ねらい

再生水の取り組みをとおして、限りある資源を大切に使う活動を知る。

内容

家や学校、工場などで使われた水は、下水処理(しょり)場できれいにされ、川や海に流されます。しかし最近では、きれいにした水の一部を再(ふたた)び、わたしたちの生活の場で使う取り組みが始まっています。こうして使われる水を「再生(さいせい)水」といいます。東京都にある下水処理場(落合(おちあい)水再生センター)では、処理した水の27%が再生水として使われています。再生水はトイレの洗浄(せんじょう)水や、公園の池の水に使われています。ほかにも、電車を洗(あら)ったり、夏の打ち水や、植木の水やりに使ったりしています。かぎられた水を大切に使おうとしているのです。

下水処理(しょり)場 再生(さいせい)水の使い道
家や学校などで使われた水は下水処理(しょり)場できれいにされ、海や川に流されます。最近ではその水の一部を再(ふたた)び生活の場で使う取り組みが始まっています。