わたしたちの生活で使われた水や、雨水などの下水は、道路の下にある下水道管を通って、下水処理（しょり）場に運ばれます。下水道管は問題が起きていないか、いつもチェックされています。カメラがついたロボットを使って調べます。正面、上下左右、すみずみまで撮影（さつえい）して、ひびわれや、よごれがないか点検（けん）しています。下水道管の内部の映像です。家庭やお店から流れてきた油が固まっておおわれています。もっとひどくなると、管がつまって下水があふれたり、嫌（いや）な臭（にお）いが出たりします。そうならないように、よごれを見つけたらすぐに清掃（せいそう）しているのです。下水道局の菅間（すがま）さんは、「みんなが当たり前にトイレ、キッチン、おふろを使えるために、この仕事をがんばっています」といいます。