ねらい

「しょうゆのまち」として知られる千葉県銚子市の取り組みを通して、特産品をいかして特色ある地域を作っている様子を知る。

内容

千葉県銚子(ちょうし)市は、「しょうゆのまち」として知られ、日本一の生産量をほこります。銚子のしょうゆづくりは江戸(えど)時代から始まりました。材料に必要な大豆・小麦・塩を近くから手に入れることができ、江戸に製品(せいひん)を運びやすかったために発展(てん)していきました。今では1年間に全国で作られるしょうゆの3分の1、およそ30万キロリットルを作っています。銚子市は、しょうゆをいかした、まちづくりを進めています。市内のほとんどの飲食店では、しょうゆを複(ふく)数用意して、味くらべができるようにしています。しょうゆを使った特産品も生み出しています。しょうゆのソフトクリーム、しょうゆサブレ、しょうゆまんじゅうなど。中でもぬれせんべいは銚子を代表する特産品です。市内の7つの会社がさまざまな味のぬれせんべいを作り、銚子の人気商品です。こうした取り組みが、「しょうゆのまち」を作っているのです。

しょうゆ産業をいかした地域(ちいき)づくり~千葉県 銚子(ちょうし)市~
千葉県銚子(ちょうし)市は、しょうゆの生産量が日本一です。特産品のしょうゆをいかして、さまざまなまちづくりを進めています。