ねらい

うちわのまちとして知られる香川県丸亀市の取り組みを通して、特産品をいかして特色ある地域を作っている様子を知る。

内容

香川(かがわ)県丸亀(まるがめ)市は、うちわが描(えが)かれたマンホールをはじめ、まちのいたるところにうちわをデザインしたかざりがあります。丸亀でうちわ作りが始まったのは400年前の江戸(えど)時代。うちわ作りに必要な竹・紙・のりを近くから仕入れることができたため発展(てん)していきました。今では年間1億本のうちわを生産する日本一の産地です。丸亀のうちわの特徴(ちょう)は、色や形の種類が豊富(ほうふ)にあること。使う人の目的に応じてさまざまなうちわを作ってきました。最近では丸亀のうちわを買う外国人もふえてきました。特に人気なのが、漢字や古くからの日本の風景・文化が描かれたうちわです。そこで、外国人が好むうちわの生産をふやしています。さまざまな使い道や好みにおうじたうちわを使い続ける努力が、日本一のうちわの産地をささえているのです。

うちわのまち 香川(かがわ)県丸亀(まるがめ)市
香川(かがわ)県丸亀(まるがめ)市は、年間1億本のうちわを生産する日本一の産地です。さまざまな使い道や、好みに応(おう)じたうちわを作り続ける努力をしています。