ねらい

国民主権、基本的人権の尊重、平和主義が日本国憲法の3つの基本原理であることを学ぶ。

内容

日本国憲法は、1946年11月3日に公布され、1947年5月3日に施行。国のきまりの中で最も大切なもので、日本のすべての法律や決まりは、憲法に従って作られていて「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」の三つの原則があります。「国民主権」とは、国の政治のあり方を国民が決めること。18歳以上のすべての国民が選挙権を持っています。投票することで政治に対する意見を示すことができます。「基本的人権の尊重」とは、国民だれもが人間らしく生きる権利をもつこと。「基本的人権」は一人ひとりが生まれながらもっています。全ての人が自分らしく生きられるよう、年齢や性別、障害のあるなしに関わらず、健康で文化的なくらしを送ることができます。もう一つが「平和主義」。日本は過去に戦争をし、多くの尊い命を失いました。悲惨な戦争を二度と繰り返さないという強い決意のもとに平和主義の原則は掲げられています。

日本国憲法の3つの原則
日本国憲法には国民主権、基本的人権の尊重、平和主義の三つの原則があります。