ねらい

国民主権、基本的人権の尊重、平和主義が日本国憲法の3つの基本原理であることを学ぶ。

内容

「いただきます」みんなが当たり前のように食べている給食。実は学校で給食を出すための法律ができたのは1954年のことでした。これは、1946年の給食づくりの様子です。給食が出ない学校もあった中で、この学校では、子どもたちが工夫して給食を作っていました。食材は、農家からもらった野菜や自分たちでとってきた野草でした。こうして、お茶碗一杯の給食を食べることができました。そこで、学校で栄養ある給食を食べたいと、子どもたちは国へ直接お願いに行きました。「給食を毎日やってもらいたい」「給食を無料でやってください」そして、保護者は署名運動を行って子どもたちの活動を後押ししました。こうした活動により、1954年に学校給食法が成立。全国の公立小学校で給食が食べられるようになりました。

学校給食法の成立
国民主権は国民が国の政治を決定する権利を持つという原理です。学校給食法が成立した過程を説明します。