ねらい

浅草寺のイチョウの木や言問橋の慰霊碑を通じ、平和の大切さについて理解する。

内容

東京・浅草。たくさんの観光客でにぎわうこの町は、実は戦争の記憶が残る町でもあります。これは、1945年と2019年に同じ場所から撮影された浅草の町です。第二次世界大戦中、東京はアメリカの空襲によって焼け野原になりました。浅草寺の境内には、空襲をくぐり抜け生き残ったイチョウの木があります。黒く焦げた跡が、空襲の激しさを物語っています。隅田川にかかる言問橋。ここも戦争の記憶を残す場所です。両岸から逃げてきた人たちが橋の上でぶつかり合い、火の海の中、1000人以上が亡くなりました。橋のたもとには慰霊碑が作られ戦争の記憶を今に伝えています。

浅草の空襲
東京・浅草は戦争の記憶が残る町です。