ねらい

産業や地形条件から見て、特色のある地域の人々の生活を調べる。

内容

大阪府の南部に位置する泉州地域は、タオルやニット、毛布など繊維製品の生産が盛んです。泉佐野市は、日本で初めてタオルが作られたタオルの産地です。柔らかな肌触りと水の吸い取りの良さが特徴で、「泉州タオル」の名で全国に販売されています。泉州地域でのタオルづくりの歴史は明治時代にさかのぼります。織物業を営んでいた男性がドイツから輸入されたタオルに目を付け、タオルづくりの技術を確立して生産が広まっていきました。一方、こちらは、「日本一の毛布のまち」泉大津市です。国産毛布のほとんどをここで生産しています。無農薬で育てた綿でつくったオーガニック毛布や、災害対策用に燃えにくい化学繊維でできた毛布など、時代の要望に合わせて様々な毛布が開発されています。最近では、世界的な名画をプリントした商品もつくられ、技術の高さをアピールしています。

大阪府 繊維産業
大阪府の南部・泉州地方は、日本有数の繊維製品の生産地で、タオルや、ニットなど、さまざまな製品を作っています。