ねらい

その土地の生活文化を知り、その自然的、歴史的背景を考える。

内容

お好み焼きにたこやき串カツなど・・・。大阪にはたくさんの名物があり「食の都」、「食い倒れのまち」と言われています。江戸時代、大阪の港はたくさんの船が行き来し、全国各地の食材が集まることで「天下の台所」と呼ばれました。食文化の先進地として人々に好まれる味が広まっていきました。大阪の料理に欠かせない“だし”。昆布やかつお節がこの地に運ばれたことから発展しました。そして、大阪の食を代表する「お好み焼き」と「たこ焼き」。生地に小麦粉を使う食べ物を「粉(こな)もん」と呼んで親しみ、店や家庭でそれぞれの味が楽しまれています。大阪で生まれ、世界のスタンダードになったものもあります。お湯を注ぐだけで食べられるインスタントラーメンは、1958年、世界で初めて大阪で発明されました。また、回転ずしが誕生したのも大阪です。大阪は、多様な食文化が息づく街です。

大阪の食文化
食の都といわれる大阪。江戸時代から、港ではたくさんの船が行き来し、全国各地から食材が集まってきました。いまも多様な食文化が息づいています。