ねらい

地方公共団体の業務や理念について、最近の「地方分権一括法」も踏まえ考える。

内容

「地方公共団体」とは、私たちが住んでいる地域を運営する、都道府県や市町村などのことをさします。都道府県庁や市役所などには、「環境課」「福祉課」「市民課」などが置かれ、暮らしに身近な仕事をしています。例えば、家庭から出されるごみの収集、消防・救急の活動、上下水道の整備、小中学校の設置、などです。そして、地方公共団体には議会があります。選挙で選ばれた議員が、市民の代表として、まちの予算や、事業、まち独自の決まりである「条例」などを話し合って決めるところです。2020年3月、京都府亀岡市議会では「プラスチック製レジ袋の提供を禁止する条例」を議論し、採択しました。観光名所であるまちの川をプラスチックごみの汚染から守ろうと考えられたのです。このように地方公共団体は、地域の実情や市民の意見を反映し社会を運営しています。

地方公共団体
「地方公共団体」とは、私たちが住んでいる地域を運営する、都道府県や市町村などのことをさします。地域の実情や市民の意見を反映し社会を運営しています。