ねらい

沖合漁業について、とれる魚の種類や漁法について知る。グラフから沖合漁業のとれ高の変化を読み取る。

内容

沖合漁業とは、2、3日で帰ることができる範囲の日本近海で行う漁業を言います。漁の仕方は様々です。網で魚の群れを囲い込み、巻き上げる「巻き網漁」。船で袋状の網を引いて魚を獲る「底引き網漁」、船から棒につけた網を出し、ここに光やえさなどで魚を誘い込む「棒受け網漁」などがあります。日本で獲れた魚のおよそ半分は、こうした沖合漁業によるものです。北海道沖でサンマの棒受け網漁を行うたくさんの船の明かりです。漁は夜、光に集まるサンマの習性を利用し、船にたくさん明かりをつけてサンマの群れをおびき寄せ捕らえます。一方、こちらは鳥取県の港を出るカニの底引き網漁船。大型の船で沖合い200キロを目指します。1時間ほど沈めておいた網を引き揚げるとぎっしりとかかっていました。沖合漁業で獲る魚は海水の温度など環境の変化の影響を受けるため、漁獲量は年ごとに変わります。

沖合漁業 ~サンマ・カニ~
沖合漁業とは、23日で帰ることができる範囲の日本近海で行う漁業を言います。「巻き網漁」「底引き網漁」「棒受け網漁」などがあります。