ごはんと相性抜群のたらこ。スケトウダラの卵を塩漬けにしたものです。北海道の岩内町（いわないちょう）。日本海に面した港町でスケトウダラの漁とたらこ作りが行われています。スケトウダラの漁が行われるのは寒い時期です。はえ縄漁という方法で釣り上げます。はえ縄漁とは、一本の長い縄にたくさんの釣り針が取り付けられた仕掛けで行う漁です。縄を引き揚げて２０分ほど。卵でお腹の膨れたスケトウダラがたくさん獲れました。すぐに港のそばの加工場に運ばれ、たらこが作られます。捌いて手早く卵を取り出し、内臓を取り除いたり、大きさごとに分けたりします。調味液の入った大きなタンクで漬け込み…、数日間、味をなじませたら、たらこのできあがり。獲れてからすぐに加工することで、味が良く見た目もきれいなたらこに仕上がるのです。