ねらい

地域の廃棄物の処理の様子を知る。資源ごみだけでなく、生ごみがどのように再利用されているかを理解する。

内容

食べ残しや料理をつくるときに出る家庭の生ごみはリサイクルすることができます。ここは、鹿児島県日置市。まちをあげて生ごみのリサイクルに取り組んでいます。まちの人たちは家庭で出た生ごみを専用のごみ箱に出します。回収された生ごみは水分を取り除いて細かくされ、微生物によって分解されます。そして、「堆肥」という肥料に生まれ変わります。堆肥は地域の畑にまかれ、野菜作りに活用されています。段ボール箱を使い堆肥をつくることもできます。段ボールは通気性がよく、生ごみの水分を逃がしたり、発酵に必要な空気を通したりします。家庭で手軽にできる生ごみリサイクルの方法として、各地で講習会なども開かれています。

生ごみのリサイクル
家庭の生ごみはリサイクルが可能です。水分を取り除(のぞ)いて細かくし、微生物(びせいぶつ)によって分解すると、「堆肥(たいひ)」という肥料に生まれ変わります。