ねらい

ダムの役割について学び、自然災害に備えた目的があることを知る。

内容

川などをせき止め、水をたくわえておくダム。東京都にある小河内ダムは、関東でも大きなダムの一つです。コンクリートの壁の高さは149メートルもあり、東京ドーム150杯分の水をたくわえることができます。ダムがあることで、ためた水を必要な時に、必要な分だけ川に流すことができます。こうして水不足の心配が少なくなるのです。台風や大雨による川のはんらんを防ぐ役割もダムには期待されています。神奈川県にある宮ヶ瀬ダム。普段は飲み水や発電に使う水をたくわえています。しかし、台風がくる季節はダムを満水にすることはありません。大雨をためる余裕をつくっておき、下流に洪水が起きないよう調節しているのです。ダムには、水を利用するだけでなく、洪水を防ぐ役割もあるのです。

ダムの役割
川などをせき止め、水をたくわえるダム。飲み水や発電に使う水をたくわえるだけでなく、大雨をためる余裕をつくり洪水が起きないよう調節しているダムもあります。
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