ねらい

大型家庭電化製品はリサイクルが義務づけられていることがわかる。家電リサイクル法と回収の様子を知ることができる。

内容

家庭電化製品は、正しく処分しリサイクルすることが法律で決められています。「家電リサイクル法」では、冷蔵庫、テレビ、洗濯機、エアコンの大型家電製品が、「小型家電リサイクル法」では、パソコン、電子レンジ、携帯電話などそのほかの小型家電製品が対象です。いらなくなった家電製品をゴミとして扱うのではなく、資源として有効に再利用するのが目的です。一年間でおよそ90万台の大型家電製品を処理しリサイクルする施設です。まずは手作業で解体します。製品によってネジの位置や組み立て方が違うためです。次に機械で細かく砕きます。こうすることで、鉄やプラスチック、銅など素材ごとに分けやすくなるのです。プラスチックは最新の技術で3種類にわけられます。これらは冷蔵庫のトレーなどに生まれ変わります。

家電リサイクルの仕組み
家庭電化製品は、正しく処分(しょぶん)しリサイクルすることが法律(ほうりつ)で決められています。