ねらい

京都で伝統的に作られてきた京野菜について知ることができる。京野菜が、京都の地の利をうまく生かして栽培されていることに気づく。

内容

観光地として人気の京都。京都府には、他にはない味や色、形をした野菜がたくさんあり、「京野菜」と呼ばれています。京都は海が遠く、昔は魚が手に入りづらかったため、野菜がよく食べられていました。京都は野菜を栽培するのに適した気候で、豊かな川の水にも恵まれていました。こちらの大きくて丸いナスは、「賀茂(かも)ナス」です。三百年前からつくられてきました。成長に、ふつうのナスの倍以上の水を必要とします。こちらは「万願寺(まんがんじ)とうがらし」。とうがらしといっても辛くはありません。サイズは大きめで、果肉が甘く柔らかいのが特徴です。京野菜を使った家庭料理です。伝統を守りながら、農家が大切に作ってきた京野菜は、他の野菜よりも少し高いことがありますが、根強い人気を持っています。

伝統の味を守る京野菜
観光地として人気の京都。京都府には、他にはない味や色、形をした野菜がたくさんあり、「京野菜」と呼ばれています。