ねらい

コンビニは情報を活用してどう効率化しているのか知る。

内容

コンビニでは、店に必要な商品を注文する「発注」という作業が欠かせません。各店舗が発注した情報は、一旦、本部でとりまとめます。本部が全国の工場に発注すると、商品は工場から配送センターをへて、それぞれの店舗に配送されるようになっているのです。いくつ発注すれば良いのか、消費期限が短い、おにぎりや弁当の数を決めるのは難しいと言います。そこで助けになるのが、情報を生かした発注システムです。AI、人工知能が、おすすめの発注数を教えてくれます。商品の売れ行きは、天気や気温などの影響を受けて大きく変わります。そこでAIが、商品のバーコードやポイントカードの情報、天気や過去の売れ行き、曜日など、およそ100種類の情報を使って売れそうな数を予測してくれるのです。発注にかかる時間は、一日あたりおよそ2時間減りました。さらに情報を使うと、店に来るお客さんの好みに合わせた品ぞろえができます。

情報をいかした店づくり
コンビニでは、店に必要な商品を注文する「発注」という作業が欠かせません。各店舗が発注した情報は、一旦、本部でとりまとめます。