ねらい

日本の近海は、魚がたくさんとれる良い漁場にめぐまれていることを知る

内容

日本の周りには大きな海水の流れ「海流」が流れています。南から流れてくる温かい海流は「暖流」、北から流れてくる冷たい海流は「寒流)」と呼ばれています。その海流に乗ってたくさんの魚が日本にやってきます。さまざまな方法で魚をとる漁師たちの様子をみてみましょう。こちらは、大きなあみを使った漁『まき網(あみ)漁』です。魚の群れを取り囲み、タイミングを図ってあみを引っ張り上げます。つりざおで魚を一匹ずつつり上げる『一本づり』です。網で魚の体を傷つけることがないため、よい品質を保ったまま出荷できます。こちらは、『イカつり漁』。特徴は、船につけた強力なライト。光に集まるイカの習性を利用して、次々とつり上げていきます。追いかけるのではなく待つ漁法もあります。『定置網(ていちあみ)漁』です。魚の通り道に大きなあみを張ります。

たくさんの魚が食べられる理由 ~海流と漁法~
日本の周りには大きな海水の流れ「海流(かいりゅう)」が流れています。その海流に乗ってたくさんの魚が日本にやってきます。
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