日本には海外から多くの外国人が訪れます。外国人が国内に訪れる旅行のことを「インバウンド」と呼びます。２０２３年４月に日本にやってきた訪日外国人の数はおよそ１９５万人。韓国や中国、台湾など東アジアの国や地域を中心に、インドやヨーロッパ、アメリカなどさまざまな国の人たちが日本を訪れています。訪日外国人は年々増加傾向にあります。２０１１年には６２２万人でしたが、２０１９年には３１８８万人と、８年間でおよそ５倍になっているのです。訪日外国人にアンケートをとったところ、旅行の目的で一番多いのは、日本食を食べることです。他にも、買い物や、自然の景色を見る、温泉に入るなど、さまざまな目的で日本を訪れていることがわかります。外国人が多く訪れるようになったことで、集客のためにインバウンド向けの専門店ができたり、外国人への接客を強化する店も増えたりしています。