ねらい

「祭りはどのような願いがこめられ、どのように受けつがれているのか」。防府(ほうふ)市の笑い講(わらいこう)の「歴史(れきし)」と「受けつがれる方法」について考えてみよう!

内容

防府市大道(ほうふしだいどう)で毎年12月におこなわれる、全国的にもめずらしい笑いの祭り「笑い講」。これはいつ、何のために始まったのだろう?その歴史を見てみよう!始まりは800年ほど前。当時の仕事のほとんどは農業で、米や雑穀(ざっこく)が主食だった。米がたくさんとれるのをいのって、多くの祭りが生まれていった。その1つが、この「笑い講」だったんだ。笑い講には、ただ笑うだけではなく、決められた方法がある。笑う回数は「3回」と決まっていて、3回の笑いにはそれぞれ違う意味が込められている。・1回目の笑いでことしの収穫への感謝をする。・2回目の笑いで来年も多く収穫できることを祈る。・3回目の笑いでことしの苦しみや悲しみを忘れようという意味がこめられている。

やまぐちクエスト #02 祭り・笑い講 ①歴史と方法
「祭りはどのような願いがこめられ、どのように受けつがれているのか」。防府市の笑い講の「歴史」と「受けつがれる方法」について考えてみよう!