ねらい

山口県美祢(みね)市の「秋吉台(あきよしだい)」はどんなところだろう?そのなり立ちや自然について、映像(えいぞう)をヒントに考えてみよう!

内容

東西に17キロ、南北に8キロもの広さの秋吉台。秋吉台では海の生き物の化石が見つかっており、はるか昔の約3億5千万年前には秋吉台はあたたかい海の中にあったと考えられている。それが長い時間をかけ動き、つき上げられてできたのが秋吉台なんだ。今も見られる草原の白い岩は「石灰岩(せっかいがん)」が雨や地下水によってとかされ形づくられたもの。このような地形を「カルスト台地」といい、秋吉台は日本最大級のカルスト台地なんだ。さらにその台地の下には450をこえる大きなどうくつが広がっており、いろいろな形の「しょうにゅう石」がある。そして秋吉台では、春から秋にかけてさまざまな草花が見られる。全国的に数がへっているオキナグサや秋吉台にしかさかないアキヨシアザミなどがさき、日本の中でも景色がすぐれたところとして「国定公園」に指定されている。しかし、人々は毎年春の初めに「山焼き」でその大切な草原を焼きつくす。

やまぐちクエスト #04 ②秋吉台ってどんなところ?
山口県美祢市の「秋吉台」はどんなところだろう?そのなり立ちや自然について、映像をヒントに考えてみよう!