ねらい

「外国の人々とどのような交流をし、どのようにまちづくりをしているのか」山口県下関(しものせき)市に注目して考えてみよう。

内容

下関市の港には、たくさんの観光客をのせて世界や日本の各地を回って旅する「クルーズ船」が、年間20以上やってきている(コロナ前)。これは国をあげてのプロジェクトだという。さらに韓国(かんこく)のプサン(釜山)、中国のそ州とは、フェリーでつながっている。下関市と韓国の交流について見てみよう。かつて朝鮮(ちょうせん)から来ていた「朝鮮通信使」を再現(さいげん)するイベントでは、韓国と日本の人がいっしょに参加している。下関市の中心部にある「リトルプサン」ともよばれるまちでは、韓国の料理や服のお店がならんでいる。さらに、下関市は韓国のプサンと「姉妹都市」として交流する関係を結び、市長どうしが対談することもある。山口県としても、韓国と協力した取り組みをおこなう。下関の大学では、学生が韓国から来た「留(りゅう)学生」といっしょに、韓国料理をふるまったり、写真を見せたりするイベントを開いている。

やまぐちクエスト #05 ②国際交流とまちづくり ≪下関市≫
「外国の人々とどのような交流をし、どのようにまちづくりをしているのか」山口県下関市に注目して考えてみよう。
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