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日本の国土のおよそ3分2のをしめる森林。その6割が「天然林」です。

内容

日本の国土のおよそ3分2のをしめる森林。その6割が「天然林」です。自然に落ちた種や切り株から出た芽が成長してできた森林のことです。天然林がある地域はとても貴重で、北海道の「知床」や秋田県と青森県にまたがる「白神山地」などは世界遺産にも登録されています。天然林には養分を豊富に含んだ水が流れ、多くの生き物のすみかとなっています。一方で、森林の4割が、人の手で苗木を植えて育てた「人工林」です。ここでは主に、木を木材として活用する「林業」が行われています。林業の過程をみてみましょう。苗木を植える「植栽」、草を刈りとる「下刈り」、木を間引いて、日光を入れることで成長を助ける「間伐」、そして、成長した木を切って木材として運び出す「主伐」。木材として利用できるまでには、およそ50年かかるといわれています。

日本の森林はどれほど豊か?
日本の国土のおよそ3分2のをしめる森林。その6割が「天然林」です。
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