ねらい

米づくりの課題を乗り越えブランド化を目指す取り組みを学ぶことで、米づくりの未来について考える。

内容

愛媛県の米どころ、西予市宇和町に米づくりを未来につなげようとする生産者たちがいます。4人は、米を作る会社を立ち上げ、米に特別な価値をつける「ブランド化」を行いました。愛媛県の特産品、みかんやゆずの皮を肥料に使い、他の商品と比べてより目立つように、袋の色を黒一色にするなどデザインにも工夫を凝らしました。 さらに、国内最大級の米のおいしさを競う大会に出品。たびたび金賞を受賞し、価値を高めることができました。ブランド化に踏み出したきっかけは、宇和町の米の知名度の低さにショックを受けたことでした。米づくりを続けることに課題を感じたと言います。取り組みを続けた結果、今では海外からも注文が入るなど、順調に知名度を上げています。生産者の中野さんは、「次の世代、農業を続けてもらうような環境づくりを行い、若い人たちに農業をしてもらってつなげていく仕事ができればなと思います」といいます。

米づくりを未来につなげるブランド化
愛媛県の米どころ、西予市宇和町に米づくりを未来につなげようとする生産者たちがいます。