ねらい

火山噴火の災害のひとつ「火砕流」のおそろしさを雲仙普賢岳の例から学ぼう。

内容

1991年長崎県雲仙普賢岳の噴火は多くの犠牲者を出した。溶岩や火山灰が火山ガスと一緒に猛スピードで山肌をかけおりる「火砕流」が何度も起こった。井村博士の親友・火山学者のハリーさんも調査中に火砕流に巻き込まれて亡くなった。規模の小さな火砕流だったにもかかわらず、それが人の命を奪うということを井村博士は多くの人に伝えようと活動を続けている。

井村博士の火山噴火の災害「火砕流」
1991年長崎県雲仙普賢岳の噴火。この時の「火砕流」で親友の火山学者をなくした井村博士。規模の大きさに関係なく火砕流は人の命を奪う。