ねらい

緊急地震速報のしくみを学び、地震の揺れから身を守る行動を考える。

内容

緊急地震速報は、地震の大きなゆれが来ることを知らせるしくみ。なぜ、そんなことができるのか?地震波にはP波、S波と呼ばれる2つの波がある。これを利用するんだ。地震が起こると、P波とS波は同時に発生するが、P波の方が速く伝わる。震源に近い地震計がP波を感じ取って気象庁に伝える。気象庁は震源の位置や地震の規模、S波の揺れが来るまでの時間を計算、テレビやラジオ、携帯電話などで、強いゆれが来ることを伝えるんだ。緊急地震速報が出たら、物が落ちてこない、倒れてこない、移動してこない場所に、すばやく身を寄せる。「落ちてこない、倒れてこない、移動してこない」と覚えよう。

緊急地震速報のしくみ
「緊急地震速報」のしくみを知って、地震の大きなゆれから身を守る行動を考えよう。