ねらい

津波と普通の波の違いについて学ぶ。

内容

みんなは、津波と普通の波の違いがわかるかな?水の入った水槽に、風を当ててみた。風で水面は波立つけれど、水中はほとんど動かない。これが普通の波だ。では、津波はどうやって起きるのだろう?地球の表面は、プレートと呼ばれる巨大な岩が組み合わさってできている。その境目が、日本にはたくさんあるんだ。海底深くでプレートとプレートは押し合っている。それが限界に達すると、一方のプレートが一気に跳ね上がって地震が起きる。そのとき海面が盛り上がり、陸地に押し寄せる。これが津波だ。津波と同じような波を作る実験装置で見てみよう。津波というのは、まず海底で起きた地震で水面が大きく盛り上がり、ひとかたまりとなった波が一気におしよせるもの。堤防を軽々越えることもある。同じ高さの波でも、津波と普通の波では、押し寄せる水の量も、勢いも、全然違うこと、知っておこう。

津波とふつうの波のちがい
津波発生のしくみ、普通の波との違いをCGと実験装置で説明する。