ねらい

大雨や土砂災害に備える「緊急災害対策派遣隊」の装備と活動実績を紹介。

内容

台風18号は、近畿地方を中心に大きな被害をもたらしました。このとき活躍したのが、国土交通省の緊急災害対策派遣隊、通称「テックフォース」。国土交通省の、川や道路、建築などの専門家がチームを作って、災害が起こったとき、被害の状況を調べたり、復旧活動を行ったりするのです。ふだんから準備して、いつでも出動できるようにしています。台風18号のとき、緊急災害対策派遣隊は、広島から京都に出動。現場に着いたのは夜でした。川が増水して氾濫し、あたり一面は湖のようでした。排水ポンプ車で水をくみあげ、ホースを使って川に排水しました。暗やみでの作業では、200m先までるく照らす照明車が、夜間の排水作業をささえました。緊急災害対策派遣隊は、町にあふれていた水をひと晩で取りのぞきました。

大雨や土砂災害に備える人たち
大雨や土砂災害に備える「緊急災害対策派遣隊」。通称「テックフォース」の装備と、実際に活動したときの様子を紹介する。