ねらい

考えを整理するときに便利な「思考ツール」。魚の骨のような形をした「フィッシュ・ボーン図」は問題となっていることの原因の解決策を考えたり、自分の考えについて理由や根拠を整理するのに役立ちます。

内容

魚の骨(ほね)のような形をした「フィッシュ・ボーン図」。頭に「テーマ」、中骨に「視点(してん)」、内側の小骨に「具体例(ぐたいれい)」を書いて使います。問題の原因(げんいん)を洗(あら)い出して解決策(かいけつさく)を考えたり、自分の考えについて、理由を洗い出して説明(せつめい)したりするのに便利(べんり)です。例えば「コンビニは便利だなぁ」と思ったとして、どうしてそう考えたのかを人に伝えるとき。頭に「コンビニは便利だ」という自分の考えを書きます。中骨には「営業(えいぎょう)時間が長い」といった理由を。そして内側の小骨に「朝早くから夜おそくまでやっている」というような理由をより具体的に説明する「根拠(こんきょ)」を書いていきます。図にまとめることで、自分の考えに対して4つの視点から、理由と根拠を整理して示すことができました。これを見ながら発表すれば、自分の考えを相手にわかりやすく話せます。

思考ツール フィッシュ・ボーン図
自分の考えを整理(せいり)するときに便利(べんり)な思考ツール。「フィッシュ・ボーン図」はどのように使えばいいだろうか。