ねらい

いま日本で起きている人口減少の問題と公共サービスへの影響についてわかりやすく解説

内容

いま日本の「人口」は徐々に減ってきています。これを「人口減少」といいます。人口が減ると、暮らしは変わります。公園の管理やゴミの処理、消防・救急など、暮らしを支える公共のサービス。ここには「税金」が使われています。税金とは国や町に国民が収めるお金のこと。人口が減ると収められる税金も減ってしまいます。すると、これまでのような公共のサービスを続けられなくなる心配があります。人口減少が進んでいる北海道夕張市。住民の数は、一番多かった11万人から1万人へと大きく減ってしまいました。そのため入ってくる税金も減り、町は大きく変わりました。市が運営する住宅は、壁や道路がいたんでいます。市内の小学校は運営にお金がかかるため、統合されて1校になりました。いま全国各地で学校の統廃合、公共施設の閉鎖、ゴミの有料化など、さまざまな見直しがおこなわれています。地方を中心に人口減少は深刻な問題となっています。

人口減少~公共のサービスへの影響~
いま日本で起きている人口減少の問題と公共サービスへの影響について解説