ねらい

「食器洗い」「トイレ」「風呂」など、私たちが毎日、何気なく使っている「水」。暮らしになくてはならない「水」が「生活排水」となり、海の汚れや漁業の被害にまでつながっている問題をわかりやすく解説。

内容

人間は、毎日汚れた水を流しています。その水は下水処理場で汚れを落とされてから、川や海へと流されているのです。しかし、下水処理場で処理をしても、「窒素」や「リン」などの物質が、わずかな量だけ残ってしまいます。この「窒素」や「リン」を栄養にする、植物プランクトンという小さな生物が大量に増えると「赤潮」が発生します。「赤潮」が発生すると、大量のプランクトンがえらにつまり、何万匹もの魚が死んでしまう事もあります。。私たちが毎日流している生活排水が、川や海に大きな影響を与えています。

生活排水(はいすい)と海の汚(よご)れ
「食器洗い」「トイレ」「風呂」など、私たちが毎日使っている「水」が「生活排水」となり、海の汚れや漁業の被害にまでつながっている問題を解説。