ねらい

家で介護を続けている人の内、「介護する人」・「される人」がどちらも65歳以上という「老老介護」の割合は半分以上。高齢化が急速に進む日本が直面する厳しい現実を伝える。

内容

91歳の母、千代さんの面倒を見ながら暮らしている息子の青山政司さんは68歳。このような、「老人」が「老人」を介護する「老々介護」が、今増えています。千代さんは「認知症」です。時々、自分が誰で、どこにいるのかわからなくなります。ひと時も千代さんから目を離すことが出来ない青山さんは、働きたくても働くことが出来ません。母親も自分もこの先どうなるのか、不安がつのります。家で介護を続けている人のうち、介護する人・される人がどちらも65歳以上という「老々介護」の厳しい現実が半分を超えています。高齢化が急速に進む、日本の大きな課題です。

増(ふ)える老老介護(ろうろうかいご)
「介護する人」「される人」がどちらも65歳以上という「老老介護」(ろうろうかいご)の割合は半分以上。高齢化が進む日本の厳しい現実を伝える。