ねらい

学校での多文化共生の取組みについて伝える

内容

いま、日本では、さまざまな言葉(ことば)や宗教(しゅうきょう)などの文化を持つ外国の人たちが生活しています。その人たちと同じ地域でお互いを認(みと)め合って、生活していくこと。それを「多文化共生(たぶかきょうせい)」といいます。多文化共生は、学校でも実現(じつげん)しないといけません。インドネシア、中国など、外国出身の子どもたちが在籍している熊本県熊本市の小学校では、一人一人の状況に応じて日本語を教えています。給食にも気を遣っています。宗教によっては、豚肉を食べられなかったり、牛肉を食べられなかったりします。またお酒が使われている調味料が入った料理を食べられない人もいるのです。栄養士が子どもたちの食べられないものを調べ、給食を作っています。いまでは子どもたちみんなが給食を食べることができます。さまざまな文化をもった子どもたちが、安心して過ごせる学校の実現が求められています。

外国人の支援(しえん)の難(むずか)しさ
学校での多文化共生の取組みについて伝える