ねらい

これからの時代を生き抜くためにも、様々なメディアから、受け手として情報を読み解き、送り手として情報を表現・発信する力、メディア・リテラシーについて考える。

内容

今回、取材したのはメディア論の第一人者、水越伸(みずこししん)教授。はじめに、第2次世界大戦での日本の戦況を伝えたニュース映像を紹介します。この映像は、実際の日本軍の厳しい戦況を、あたかも優勢であるように報道し、情報を流す側によって情報を操作していた過去があったことの例です。今でも情報が操作されることはあり、受け手側の情報を読み解く力が求められています。さらに、個人個人が情報を発信する時代になってきていると水越さんは言います。SNSを通して世界中の人がつながる時代。8歳の女の子がドラムを叩いている動画に対し、アメリカの有名ミュージシャンがコメントした例を紹介します。SNSが遠く離れた人同士を結びつける役割を果たしたのです。様々なメディアから、受け手として情報を読み解き、送り手として情報を表現・発信する力、メディア・リテラシーが求められているのです。

身につけよう!メディア・リテラシー
様々なメディアに情報があふれる現代社会。情報の受けてとしても、送り手としても大切な、メディア・リテラシーについて考えます。