ねらい

2011年の東日本大震災以降の火力発電の発電量の変化や、石油や石炭などの燃料のほとんどを海外からの輸入に頼っている現状を伝える。

内容

2011年。日本のエネルギーの未来を変える出来事が起きました。福島県で起きた原子力発電所の事故。東日本大震災の大きなゆれと津波によって、放射性物質が漏れ出してしまったのです。この事故をきっかけに、日本の電力のおよそ30%を担っていた原子力発電所のほとんどが停止される事態に。足りなくなった電力は、主に火力発電で作られることになったのです。しかし、火力発電にはある問題が。火力発電の燃料となる、石炭、石油、天然ガスなどの資源は、ほぼ全て、海外からの輸入に頼っています。もしも、外国で戦争が起きて、こうした資源が日本に届かなくなってしまったら…。火力発電に頼っている日本の電気は、足りなくなってしまうのです。私たちの暮らしに欠かす事の出来ないエネルギーを、今後、どうやってまかなっていくかが課題となっています。

火力発電に頼る日本のエネルギー
2011年の東日本大震災以降の火力発電の発電量の変化や、石油や石炭などの燃料のほとんどを海外からの輸入に頼っている現状を伝える。