ねらい

地域の調査や、本やインターネットで調べて得たデータから新たな「問い」が生まれ、次の活動ーと結びいていく様子を紹介。「データ」と向き合う事の大切さを伝える。

内容

新香山中学校の2年生は、自分たちが暮らす地域に、どんな発電施設があるかを調べた。その結果、身の回りには、たくさんの太陽光パネルがあることを知りました。その結果をもとに、日本全体の発電の割合を予想。多くの子が、日本の電気は「太陽光エネルギー」で作られている割合が最も多いと考えました。しかし、実際のデータは子どもたちにとっては意外なものでした。日本全体で、太陽光エネルギーから作られる電気の割合は、わずか4.8%。全体の80%以上は、火力発電で作られていたのです。さらに調べると、火力発電の燃料となる、石油や天然ガスは、あと50年ほどでなくなってしまうというデータもありました。未来の人たちのくらしを守る為に、今の私たちに何ができるのか?新たに見つけたデータを元に、新たな問いが生まれ、地域の人たちに節電を呼びかける活動へと結びついていったのです。

具体的なデータをもとに活動を進める
地域の調査や、本やインターネットで調べて得たデータから新たな「問い」が生まれ、次の活動へと結びいていく様子を紹介。「データ」と向き合う事の大切さを伝える。