ねらい

少しでも新鮮な食品を買いたいという消費者の意識がスーパーマーケットで生まれる「食品ロス」の一因になっている現状を伝える。

内容

たくさんの食材が並ぶスーパーマーケット。買い物の時に、棚の手前ではなく、棚の奥から商品を手に取る人たちがいます。実は、スーパーやコンビニの棚は、手前に一番古い商品が置かれ、買われていくたびに、奥から新しい商品を補充していく仕組み。つまり、棚の奥から商品を手に取れば、一番新しく、新鮮な商品を買う事ができるのです。しかし、みんなが棚の奥から商品を取ってしまうと…。棚の手前に置かれた商品は、古くなって捨てられ、食品ロスになってしまうのです。そこで、多くのスーパーでは、古くなった商品に「値引きシール」などをはって、お客さんの手にとってもらえるよう、工夫をしています。しかし、それでも毎日売れ残りが出てしまいます。少しでも新鮮な食品を買いたい…そんな私たちの意識が、スーパーで生まれる食品ロスの一因になっているのです。

買い物から生まれる「食品ロス」
少しでも新鮮な食品を買いたいという消費者の意識がスーパーマーケットで生まれる「食品ロス」の一因になっている現状を伝える。